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人事求人の探し方 | キャリアアップにつながるポジションの見極め方

人事求人の探し方 | キャリアアップにつながるポジションの見極め方

目次

人事としてキャリアを積んできた方の中には、「もっと経営に近い立場で人事戦略に関わりたい」「専門性を高めて年収アップを実現したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

人事求人は経験者採用が中心で、ポジションによって求められるスキルや年収レンジが大きく異なります。この記事では、人事経験者がキャリアアップにつながる求人を見つけるためのポイントを整理していきます。

人事求人の種類と年収レンジを把握しておこう

人事職と一口に言っても、担当領域やポジションによって業務内容は大きく異なります。まずは自分がどの方向に進みたいのかを明確にしておくことが大切です。

人事ポジションの主な分類と年収目安

ポジション

年収レンジ

主な業務内容

採用担当

350〜500万円

新卒・中途採用の企画・実行

労務・給与

400〜550万円

勤怠管理、給与計算、社会保険手続き

人事企画・制度設計

500〜700万円

評価制度、報酬制度の設計・運用

HRBP(HRビジネスパートナー)

600〜900万円

事業部門に入り込んだ人事戦略の立案・実行

人事部長・CHRO

800〜1,300万円

全社人事戦略の統括、経営層との連携

人事職全体の平均年収は541〜746万円程度とされていますが、外資系やグローバル人事などハイキャリア領域では平均年収1,050万円を超えるケースもあります。

年代別に見ると、25〜29歳で約416万円、30〜34歳で約433万円、35〜39歳で約482万円と、経験を積むにつれて着実に上昇する傾向があります。どの領域で専門性を高めるかによって、将来の年収レンジが変わってくる点は押さえておきたいところです。

人事経験者が求人を探すときに意識したい3つの視点

人事求人は経験者採用が86.4%を占めており、未経験可の求人は13.6%にとどまります。つまり、人事経験者にとっては売り手市場と言える状況です。2023年度の調査では、人事・総務領域の求人は前年比約189%増と大きく拡大しています。

この追い風を活かすために、以下の3つの視点で求人を探してみてください。

1. 自分の強みが活かせる領域を明確にする

人事の仕事は採用、労務、制度設計、組織開発など多岐にわたります。これまでの経験でどの領域に強みがあるのかを棚卸しし、その専門性を深められる求人を選ぶことで、市場価値を高めやすくなります。

2. 求められるスキルセットを確認する

人事職に求められる能力として、コミュニケーション力危機管理能力論理的思考力などが挙げられます。また、グローバル調査では倫理的判断力共感力継続的学習能力が競争力の高いスキルとされています。求人票でどのスキルが重視されているかを確認し、自分の強みと照らし合わせてみてください。

3. 企業規模や成長フェーズで選ぶ

大手企業では専門性を深める機会が多く、スタートアップや成長企業では幅広い人事業務を経験できます。どちらが良いかは一概に言えませんが、自分のキャリアプランに合った環境を選ぶことが重要です。

キャリアアップにつながる人事求人の特徴とは

人事としてキャリアアップを目指すなら、単に年収だけでなく「この経験が次にどうつながるか」という視点で求人を評価することをおすすめします。

キャリアアップにつながりやすい求人の特徴

  • 経営層との距離が近い: 人事戦略の立案に関われる
  • 制度設計に携われる: 評価・報酬制度の企画・運用経験が積める
  • 事業成長フェーズにある: 組織拡大に伴う採用・組織開発の経験が得られる
  • グローバル対応がある: 海外拠点との連携や英語力を活かせる

特にHRBP人事企画のポジションは、経営視点で人事を考える力が身につくため、将来的に人事部長やCHROを目指す方には有力な選択肢となります。

一方で、こうしたポジションは求められるレベルも高く、すぐに成果を出すプレッシャーがかかることもあります。自分の現在のスキルレベルと求人の期待値が合っているか、冷静に見極めることも大切です。

人事転職で失敗しないために確認しておきたいこと

人事職は企業文化や経営方針との相性が、働きやすさに大きく影響します。入社後のミスマッチを防ぐために、以下の点を確認しておきましょう。

選考時に確認しておきたいポイント

  • 人事部門の組織体制と役割分担
  • 経営層が人事に期待していること
  • 直近の人事課題(採用強化、制度改定、組織再編など)
  • 前任者の退職理由や在籍期間

また、人事は「人」を扱う仕事だからこそ、面接では自分のコミュニケーションスタイルや価値観が企業と合うかどうかも重要な判断材料になります。一方的にアピールするだけでなく、企業側の課題や期待をしっかりヒアリングする姿勢を持つことで、入社後のギャップを減らせるでしょう。

まとめ

人事求人を探す際は、ポジションごとの年収レンジや業務内容を理解した上で、自分のキャリアプランに合った求人を選ぶことが重要です。

人事市場は経験者採用が中心で、求人数も拡大傾向にあります。この追い風を活かすためにも、自分の強みを客観的に把握し、専門性を深められる環境を選んでいきたいところです。

転職は情報戦です。特に人事のハイクラス求人は非公開で進むケースも多いため、スカウトサービスを活用して幅広い選択肢にアクセスすることをおすすめします。

記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。メルセネール株式会社では事業責任者を務める。

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