UX領域でのキャリアを考え始めたなら、まずは行動を起こすことが大切です。「いつか転職したい」と思いながら時間が過ぎてしまうより、今の市場を把握し、必要な準備を始めることで、チャンスをつかむ確率は格段に上がります。
この記事では、UX求人の種類や市場動向を整理した上で、転職成功のために今すぐ取り組むべきことを具体的にお伝えしていきます。
UX求人の種類と求められるスキルを把握する
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UX求人と一口に言っても、職種によって求められる役割やスキルは異なります。まずは、自分がどの領域を目指すのかを明確にしましょう。
UXデザイナー
ユーザー体験全体を設計する職種です。ユーザーリサーチからワイヤーフレーム作成、プロトタイピング、UIデザインまで幅広く担当するケースが多く、プロダクト開発の上流から関わることが求められます。
UIデザイナー
ユーザーインターフェースの視覚的なデザインを担当します。UXデザイナーが設計した体験を、具体的な画面デザインとして形にする役割です。UXとUIを兼務する「UI/UXデザイナー」という求人も多く見られます。
UXリサーチャー
ユーザー調査に特化した職種です。インタビューやユーザビリティテスト、定量調査などを通じてユーザーのニーズや課題を明らかにし、プロダクト改善の方向性を示します。
求められるスキル
UX職で共通して求められるスキルには以下のようなものがあります。
- ツールスキル:Figma、Adobe Creative Cloudなどのデザインツール
- リサーチスキル:ユーザーインタビュー、アンケート設計、データ分析
- プロトタイピング:アイデアを素早く形にし、検証する力
- コミュニケーション力:エンジニアやPMなど他職種との連携
出典:Kotora
自分がどの職種を目指すのか、そのために何を強化すべきかを整理することが、転職活動の第一歩です。
UX求人市場の動向と年収の目安を知る
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UX領域の求人市場は、今まさに拡大しています。具体的なデータを見ていきましょう。
求人数の推移
UX関連の求人数は2019年比で5倍に増加しており、企業のUXへの投資が加速していることがわかります。東京都だけでもUI/UXデザイナーの求人は約6,699件に上ります。
需給バランス
UXデザイナーの有効求人倍率は推計で約14.7倍という売り手市場の状況です。つまり、1人の求職者に対して約15件の求人がある計算になります。経験者にとっては、選択肢が豊富な環境といえるでしょう。
出典:note
年収の目安
職種・条件 | 年収レンジ |
UXデザイナー(平均) | 約600〜800万円 |
UXデザイナー(東京・中央値) | 約710万円 |
フリーランスUXデザイナー | 約600〜700万円 |
求人実績 | 約550〜850万円 |
経験やスキル、企業規模によって幅はありますが、UX職は比較的高い年収水準が期待できる領域です。市場が拡大している今こそ、転職を検討するタイミングとしては好機といえます。
UX職への転職で押さえるべき準備のポイント
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市場が良いからといって、準備なしに転職活動を始めても成功は難しいでしょう。ここでは、今すぐ取り組むべき準備のポイントを整理します。
ポートフォリオを整備する
UX職の転職では、ポートフォリオが最も重要な武器になります。単に成果物を並べるのではなく、以下の点を意識して構成しましょう。
- 課題設定:どんな問題を解決しようとしたのか
- プロセス:どのようなリサーチや検討を行ったのか
- 成果:結果として何が改善されたのか、数字で示せるものがあれば明記
プロセスを丁寧に説明することで、あなたの思考力や問題解決能力が伝わります。
足りないスキルを補強する
自分の現状と目指す職種のギャップを把握し、不足しているスキルを補強しましょう。Figmaの操作に不安があれば練習する、ユーザーリサーチの経験が少なければ書籍や講座で学ぶなど、具体的なアクションを起こすことが大切です。
実務経験がない領域は副業やプロボノで補う
未経験の領域がある場合、副業やプロボノでの実践経験を積むことも有効です。小規模でも実際のプロジェクトに関わった経験があると、ポートフォリオの説得力が増します。
キャリアの軸を明確にする
「なぜUX職を目指すのか」「どんな環境で働きたいのか」を言語化しておくことも重要です。事業会社でプロダクトに深く関わりたいのか、制作会社で多様なプロジェクトを経験したいのか。自分の志向を整理しておくことで、求人選びの軸がぶれなくなります。
自分に合ったUX求人を効率的に見つける方法
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準備が整ったら、実際に求人を探すフェーズに入ります。効率的に自分に合った求人を見つけるためのポイントを押さえておきましょう。
求人媒体を使い分ける
UX求人を探す方法は複数あります。それぞれの特徴を理解して使い分けることが大切です。
- 転職サイト:幅広い求人を閲覧できるが、自分で探す手間がかかる
- 転職エージェント:非公開求人にアクセスできるが、紹介される求人がエージェント任せになりがち
- スカウト型サービス:企業から直接アプローチを受けられ、自分の市場価値を把握しやすい
求人票の読み方を身につける
UX求人は、同じ「UXデザイナー」という職種名でも、企業によって求められる役割が大きく異なります。求人票を見るときは、以下の点をチェックしましょう。
- 担当するプロダクトやサービスの規模
- チーム構成(専任なのか兼務なのか)
- 求められるスキルの優先度
- 上流工程への関与度
自分の志向を伝えられる環境を選ぶ
職務経歴書やポートフォリオでスキルは伝わっても、「どんな環境で働きたいか」「何を大切にしているか」といった志向は伝わりにくいものです。経歴だけでなく、自分の志向や状況を理解してもらった上でマッチングを受けられる環境を選ぶことで、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。
まとめ
UX求人市場と転職成功のためのポイントを振り返ります。
- UX関連求人は2019年比で5倍に増加し、求人倍率は約14.7倍の売り手市場
- UXデザイナーの平均年収は約600〜800万円で、経験次第でさらに上を目指せる
- ポートフォリオはプロセスを重視し、思考力や問題解決能力を伝える構成にする
- キャリアの軸を明確にし、自分に合った求人を効率的に探す方法を選ぶ
市場が拡大している今、行動を起こすことで可能性は広がります。まずは自分の現状を把握し、必要な準備を始めましょう。
