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転職面談で聞くべき質問とは?|面接との違いと有効活用のコツ

転職面談で聞くべき質問とは?|面接との違いと有効活用のコツ

目次

「面談と面接は何が違うのだろう」「面談では何を聞けばいいのか分からない」——転職活動を進める中で、こうした疑問を感じる方は多いのではないでしょうか。

近年、選考前に「カジュアル面談」を実施する企業が増えています。調査によると、キャリア採用でカジュアル面談を実施している企業は52.4%にのぼります。一方で、求職者側も約88%が面談に参加したいと考えており、面談は転職活動において重要な機会になりつつあります。

この記事では、転職面談の基本から、聞かれること・聞くべき質問、有効活用するためのポイントまで整理していきます。

出典:株式会社学情「カジュアル面談に関する調査」 出典:J-CASTニュース「転職活動での企業理解調査」

転職面談と面接の違い|そもそも面談とは何か

面談と面接は似ているようで、目的や位置づけが異なります。まずはその違いを理解しておきましょう。

面談と面接の違い

項目

面談

面接

目的

相互理解、情報交換

選考、合否判断

雰囲気

カジュアル、対等な立場

フォーマル、評価される立場

合否

原則なし

あり

主な内容

企業説明、質疑応答、キャリア相談

志望動機、経験・スキルの確認

転職面談の主な種類

  • カジュアル面談:選考前に企業と求職者が相互理解を深めるための場。合否判断は原則なし
  • エージェント面談:転職エージェントとの面談。キャリア相談や求人紹介が中心
  • オファー面談:内定後に条件や入社意思を確認するための面談

面談は選考ではないとはいえ、企業側があなたの印象を見ていないわけではありません。ただし、面接のように「評価される」という緊張感よりも、お互いを知る場という意識で臨むと良いでしょう。

転職面談で聞かれること|よくある質問と答え方のポイント

面談では、面接ほど厳しい質問は少ないものの、いくつかの定番の質問があります。準備しておくことで、より充実した面談にすることができます。

面談でよく聞かれる質問

  • 転職を考えている理由は?
  • 今後のキャリアで実現したいことは?
  • 現職ではどんな業務を担当していますか?
  • 当社に興味を持ったきっかけは?
  • 転職活動の状況は?

面談では、面接ほど詳細な回答を求められることは少ないですが、自分のキャリア観や転職の方向性を簡潔に話せるようにしておくと、会話がスムーズに進みます。

答え方のポイント

  • 正直に話す:面談は選考ではないため、本音ベースで話しても問題ない
  • 簡潔にまとめる:長々と説明するより、要点を絞って伝える
  • 質問を返す:一方的に答えるだけでなく、企業側にも質問を投げかける

面談は「評価される場」ではなく「お互いを知る場」です。リラックスしながらも、自分のことを適切に伝える意識を持ちましょう。

転職面談で聞くべき質問|有効活用するための逆質問

面談の最大のメリットは、選考では聞きにくいことを率直に聞ける点にあります。調査によると、求職者が面談で聞きたいことのランキングは以下の通りです。

順位

聞きたいこと

割合

1位

入社した場合の自分の仕事内容

74.4%

2位

働きやすさ(制度・福利厚生)

70.7%

3位

一緒に働く社員の人柄・雰囲気

55.1%

出典:HRzine「カジュアル面談で聞きたいこと」

これらを参考に、面談で聞くべき質問を整理してみましょう。

仕事内容に関する質問

  • 「このポジションで入社した場合、最初の半年で期待される役割は何ですか?」
  • 「チームの構成や、一緒に働くメンバーについて教えていただけますか?」

働き方・制度に関する質問

  • 「リモートワークやフレックス制度の活用状況はいかがですか?」
  • 「中途入社の方が活躍している事例があれば教えてください」

企業文化・雰囲気に関する質問

  • 「御社で働く上で大切にされている価値観はありますか?」
  • 「○○さん(面談相手)がこの会社で働く魅力を感じるのはどんな点ですか?」

面談は、企業の「表向きの情報」だけでなく、実際の雰囲気や働き方を知る貴重な機会です。遠慮せずに、気になることを質問してみましょう。

面談を活かすために意識したいこと|企業との相性を見極める視点

面談は選考ではありませんが、企業との相性を見極める貴重な機会です。実際に、面談後に78%の求職者が応募意欲・志望度が高まったというデータもあり、面談を通じて企業への理解が深まることは多いようです。

出典:woman-type「カジュアル面談経験者アンケート」

面談を有効活用するためには、自分の志向やキャリア観を明確にしておくことが大切です。

  • どんな環境で働きたいのか
  • 何を実現したいのか
  • どんな価値観を大切にしているのか

こうした軸が整理できていれば、面談で聞くべき質問も自然と見えてきます。また、企業側の説明を聞いたときに、「自分に合いそうか」「違和感はないか」を判断しやすくなります。

一般的に、カジュアル面談を受けた求職者のうち30〜50%程度が本選考に進むとされています。すべての面談が選考につながるわけではありませんが、自分に合った企業を見極める場として活用することで、転職活動全体の効率が上がります。

出典:digireka-HR「カジュアル面談から本選考へ」

まとめ

転職面談は、面接とは異なり「相互理解」を目的とした場です。選考ではないからこそ、率直に質問し、企業との相性を見極める機会として活用しましょう。

  • 面談は選考ではなく相互理解の場。面接よりカジュアルに話せる
  • 転職理由やキャリアの方向性など、基本的な質問には答えられるよう準備を
  • 仕事内容・働き方・企業文化について、選考では聞きにくいことを積極的に質問する
  • 自分の志向を明確にしておくと、面談で聞くべきことが見えてくる

面談を有効活用するには、自分のキャリア観や転職軸を事前に整理しておくことが大切です。その志向が企業側にも伝わっていれば、より自分に合った企業との面談機会を増やすことができます。

記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。メルセネール株式会社では事業責任者を務める。

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