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ダイレクトスカウトサービスサービスで希望の職種が見つからない?その原因と見落としている選択肢

ダイレクトスカウトサービスサービスで希望の職種が見つからない?その原因と見落としている選択肢

目次

「ビズリーチに登録したけれど、自分の職種に合う求人がほとんどない」

そう感じている方は、実は少なくありません。ハイクラス転職の代表的なサービスとして知られるビズリーチですが、職種によっては求人数に偏りがあるのも事実です。

しかし、ここで立ち止まって考えてみてください。本当に「職種がない」ことが問題なのでしょうか。あるいは、職種という軸で求人を探すこと自体に、見落としている落とし穴があるのかもしれません。

この記事では、ビズリーチで希望の職種が見つからないと感じる原因を掘り下げながら、転職活動の視点を広げるヒントをお伝えします。

なぜビズリーチで「自分の職種がない」と感じるのか?

まず、なぜビズリーチで「自分の職種がない」と感じてしまうのか、その背景を整理してみましょう。

ビズリーチの求人構造に偏りがあるという点は否めません。ビズリーチは経営層や管理職、営業、ITエンジニアなど、比較的求人ボリュームの大きい職種に強みを持っています。一方で、ニッチな専門職や新興の職種、クリエイティブ系など、市場全体でも求人数が限られる領域では、選択肢が少なく感じることがあります。

職種カテゴリの分類が合わないというケースもあります。自分の仕事内容が複数の職種にまたがっている場合や、一般的な職種名では括りにくい業務を担当している場合、どのカテゴリを選べばいいのか迷うことがあります。結果として、検索してもピンとくる求人が出てこないという状況に陥りがちです。

そもそも求人が「非公開」になっている可能性も見逃せません。ハイクラス求人の多くは、企業の競合対策や社内事情から非公開で募集されています。職種で絞り込んで検索しても表示されない求人が、実はスカウト経由でしかアクセスできないケースは珍しくありません。

職種で求人を探すことの落とし穴とは

ここで一つ問いかけたいのは、「職種で求人を探す」というアプローチ自体が、本当に最適なのかということです。

多くの方が、転職活動を始めるとき「今の職種と同じ仕事」を探そうとします。それは自然なことですが、この発想には見落としがちな落とし穴があります。

職種名は会社によって定義が異なるという現実があります。たとえば「経営企画」という職種一つとっても、ある会社では予算管理が中心、別の会社ではM&A推進がメイン、さらに別の会社では新規事業開発を担う場合もあります。職種名だけで検索すると、自分がやりたい仕事とはまったく異なる求人ばかりヒットすることがあるのです。

職種にこだわることで選択肢を狭めている可能性もあります。あなたが持っているスキルや経験は、必ずしも今の職種名でしか活かせないわけではありません。むしろ、異なる職種名で募集されているポジションの方が、あなたの志向やキャリアビジョンに合っている場合もあります。

企業は「職種」ではなく「課題解決」を求めているという視点も重要です。採用する側の企業は、「この職種の人がほしい」というよりも、「この課題を解決できる人がほしい」と考えています。職種という枠組みにとらわれすぎると、企業のニーズとのマッチングがうまくいかないことがあります。

ビズリーチで成果が出ないときに見直すべき3つの視点

ビズリーチで希望の求人が見つからない、スカウトが来ないと感じたとき、すぐに「自分には合わない」と判断するのは早計かもしれません。まずは以下の3つの視点で、自分の転職活動を見直してみてください。

視点1:プロフィールは「職種」ではなく「価値」を伝えているか?

レジュメに職歴を羅列するだけでは、企業やヘッドハンターの目に留まりにくいものです。あなたがどのような課題に取り組み、どんな成果を出してきたのか。その「価値」が伝わる内容になっているかを見直してみましょう。職種名よりも、具体的な実績や強みの方が、スカウトを引き寄せる力を持っています。

視点2:検索条件を広げてみたか?

職種だけでなく、業界やポジション、年収レンジなど、複数の軸で検索条件を変えてみると、思わぬ求人が見つかることがあります。また、職種を指定せずにスカウトを待つという方法も有効です。企業側は、あなたが想定していない職種であなたを求めているかもしれません。

視点3:「なぜその職種なのか」を本当に考えたか?

これは少し厳しい問いかけかもしれません。今の職種にこだわる理由は何でしょうか。本当にやりたいことは、その職種名でしか実現できないのでしょうか。キャリアの棚卸しをする中で、職種ではなく「自分が何を実現したいのか」という志向を明確にすることが、転職活動の突破口になることがあります。

職種にとらわれない転職活動という選択肢

ここまで読んで、「職種で探すのが当たり前だと思っていた」という方もいるかもしれません。しかし、キャリアの選択肢を広げるためには、職種という枠組みから一度離れてみることも有効です。

志向ベースでマッチングするという考え方があります。あなたが大切にしている価値観、実現したいキャリアビジョン、働き方の希望など、「志向」を軸にして企業とマッチングするアプローチです。職種名にとらわれず、あなたの本質的な強みや志向に共感した企業からアプローチを受けることができます。

選考状況を可視化することで、企業とのコミュニケーションの質が変わることもあります。従来の転職活動では、求職者がどの企業の選考を受けているのか、どのような志向を持っているのかは、企業側からは見えにくい情報でした。しかし、この情報をあえて開示することで、企業側はより適切なタイミングで、より的確なアプローチをしやすくなります。

ビズリーチで思うような成果が出ないと感じているなら、それは「自分に合うサービスがない」のではなく、「まだ出会っていない選択肢がある」ということかもしれません。

まとめ

ビズリーチで希望の職種が見つからないと感じたとき、それは必ずしもサービスの問題だけではありません。職種という軸で転職活動を進めることの限界や、自分自身の志向の整理不足が原因になっている可能性もあります。

押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • ビズリーチは職種によって求人ボリュームに偏りがある
  • 職種名で探すと、本当に合うポジションを見落とすことがある
  • 企業が求めているのは「職種」ではなく「課題解決できる人」
  • 志向や選考状況を可視化することで、新たなマッチングの可能性が広がる

「自分の職種がない」と感じたときこそ、転職活動の視点を変えるチャンスです。職種という枠にとらわれず、自分の志向やキャリアビジョンを軸に考えてみてください。

記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。メルセネール株式会社では事業責任者を務める。

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